平成28年7月5日(火)に、冠岳の田代玉団地保全会(いちき串木野市広域協定運営委員会)が多面的機能支払交付金協定区域内の水路の嵩上げ作業を実施しました。
これまで、少し強い雨が降ると道路(山)からの水が、用水路を越流して田に泥が入ってきていました。
今回使用した材料は、インフラテック株式会社のKCフォームを嵩上げ材として使用(サイズをメーカーに依頼し半分のサイズに加工)しました。
施工に先立ち、インフラテック株式会社から、今回の作業の目的と作業内容、そして既設水路と嵩上げ材の充填方法について研修が行われました。(前回の羽島地区で行った目地補修と同様)
共同作業には、インフラテック株式会社の職員にも協力をいただき、2時間ちょっとで作業を終えることができました。
なかなか、通常の維持管理の範疇だと行政で対応が難しいので、組織からいちき串木野市広域協定運営委員会へ要望があり今回のメーカーとの共同の施工が実現しました。
なかなか、単独組織ではメーカーと直接やりとりができませんが、広域化のメリットを生かすことができました。
インフラテック株式会社の職員においては、お茶1本で今回は、研修~実地指導をしていただきありがとうございました。
今後もいちき串木野市広域協定運営委員会では、広域化のメリットを生かし、各活動組織の要望に対応していきたいと思います。